結果発表

たくさんのご応募ありがとうございました。

全応募作品3,666点の中から入選作品の30作品を選定しました。
<審査員>
東京工芸大学 写真学科 上田 耕一郎 教授
東京工芸大学 写真学科 大和田 良 准教授
東京工芸大学 写真学科 カワノミオ 助教

最優秀賞

最優秀賞

おいちーーい!

森北 麻美

審査員コメント

「おいし〜い!」という声が聞こえてくるような、無邪気でストレートな表現が素晴らしいです。お口のまわりや着ている服もスイカまみれで、髪の毛の動きからも躍動感が伝わってきます。思い切ってグッと近づいたフレーミングも大正解でした。(上田先生)

優秀賞

カメラ部門

夜明けの翼

Lai Claudius

審査員コメント

水鳥の飛翔を印象的に捉えた一枚ですが、画面構成が非常に秀逸です。蛇行する川のうねりは画面の奥行きを強調し、道のりの長さを想起させます。また、川面に立ち上る気嵐は冬の寒さを見事に表現しています。黄金色の光の広がりも美しく、この土地を長く見つめてきたであろう作者の視点と経験が写真に強く宿った作品だと思います。(大和田先生)

スマホ部門

初めての湯上がり、初めての虹

重田 裕也

審査員コメント

無邪気な表情が、かわいらしさと元気さを素直に伝えてくれる、まさにテーマである出会いと発見、感動を表現している一枚。スマートフォンの広角レンズが虹の孤を大きく写し、空の広がりとお子様の存在が自然とつながり、見ている側も嬉しくなります。雨の時間にも、思わぬ楽しさや喜びがあることを示してくれる作品です。(カワノ先生)

佳作

カメラ部門

プロポーズ

リー チョンチュル

審査員コメント

とてもユーモラスで、思わず微笑んでしまいます。旦那様からの“巨大な花束”のプレゼントを前に、奥様の満面の笑みが本当に可愛らしく、愛情に満ち溢れています。また、単にシチュエーションの面白さだけでなく、二人の着ている服と“花束”の紫色がうまくコーディネートされていて、隅々まで計算し尽くされた一枚と言えるでしょう。(上田先生)

二人の夏

桒原 達夫

審査員コメント

逆光によるシルエットで織りなす2人の物語が素敵な一枚。人物は小さいながらも、キラキラとした光の流れの中に置かれているので、自然と視線が導かれます。また、太陽を映さず、光の広がりを扱うことで、広い景色の中にそっと存在している姿が穏やかに伝わる、落ち着いた余韻のある作品です。(カワノ先生)

スマホ部門

小さな命との出会い

入江 和彰

審査員コメント

飾りのない日常の美しさが描かれています。寝起きで少し乱れた髪や生活感のある部屋の風景を、朝日の光によって印象的に記録している作品です。まさに、写真というメディアが持つ最も重要な役割を感じさせる一枚だと思います。ふたりにとって、また撮影者にとっても、時間を経るほどに輝きが増す記憶となることでしょう。(大和田先生)

こんにちは

北野 和彦

審査員コメント

ギョロっとした目で、いたずらっぽい表情を浮かべるカマキリ。思い切り被写体に近づきながらも、奥の方まで広がる地面、背景の緑と青空とのバランスが絶妙で、的確なフレーミングで画面構成されています。ホッとするようなひとときを感じさせてくれます。(上田先生)

審査員賞

煌びやか

高橋 秀治

審査員コメント

キラキラとした楽園のような場所で、母親と思しき女性と幼い娘が戯れる様子がとても暖かく描かれています。程よい前ボケの効果によって主役の二人に、より見る者の視線を注ぐことができ、心安らぐ一枚になっていると思います。(上田先生)

あの夏の日

中本 則昭

審査員コメント

輝く画面のなかで海の向こうへ振り返るシルエットからは、その先に見える光の美しさや生き物の気配など、さまざまな出会いと驚きを想像することができます。きらきらとした水面の反射や暖かな光の広がりが非常に印象的で、一夏の記憶をシンプルな構成で抽象的に描いた秀作であると思います。(大和田先生)

1カラット

藤元 麻未

審査員コメント

普段の私たち人間の目線からは想像もつかないような、お花の中に広がる柔らかな赤い世界が、素直に美しいと感じる一枚です。小さな蟻の存在により、世界の奥行きと、人間とは異なる視点の景色が感じられます。虫が苦手な私でも、色と光がつくりだすこの世界に思わず目を奪われました。(カワノ先生)

入選

カメラ部門

こんにちは。

渡辺 武士

明日へ駆ける

中山 晃

朝雲

寺山 和也

Hello,World

島内 ゆり

青色の思い出

上杉 孝徹

芸術は笑顔だ!

山下 朋恵

収獲終えて

日浦 嘉孝

スマホ部門

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