結果発表
たくさんのご応募ありがとうございました。
全応募作品4,866点の中から入選作品の16作品を選定しました。
<審査員>
東京工芸大学 写真学科 上田 耕一郎 教授
東京工芸大学 写真学科 大和田 良 准教授
東京工芸大学 写真学科 カワノミオ 助教
たくさんのご応募ありがとうございました。
全応募作品4,866点の中から入選作品の16作品を選定しました。
<審査員>
東京工芸大学 写真学科 上田 耕一郎 教授
東京工芸大学 写真学科 大和田 良 准教授
東京工芸大学 写真学科 カワノミオ 助教
鈴木 徹
審査員コメント
美しい夕焼けのグラデーションを背景に、木の枝に群がる鳥や犬の散歩をする親子の姿を、シルエットを利用して、見事なまでに表現しています。まるで影絵のようです。鳥の動きは千差万別で、とても賑やかな様子が伺えます。親子の動きも非常に軽やかで笑顔が見えてくるようです。(上田先生)
中野 さとみ
審査員コメント
輝くような日差しが非常に印象的です。豊かに実った果実が、画面中央の子供の、明るい未来や希望を描き出すように感じられるのではないでしょうか。また、奥行きのある画面には、トンネルのような効果が表れ、朗らかに歩む明るい道のりが表現されているように思います。(大和田先生)
尾崎 和己
審査員コメント
全国のお祭の作品の中でも、この作品はとても神秘的で力強い一枚です。周りに人がいるはずなのに、それを感じさせない、シャッターのタイミング、構図のとり方、ストレートに、余計なことをせず表現することで、力強さが出ているのだと思います。写真を撮る人にとっては憧れる一枚なのではないでしょうか。天狗の火渡り、一度は見てみたいです。(カワノ先生)
相馬 功輝
審査員コメント
クローズアップされた向日葵の花びらに浮かぶ、宝石のような雫。雫の中には美しい向日葵の姿が写し出されています。被写体を丁寧に観察し、とても繊細に捉えることに成功しています。被写界深度が浅く、背景がすっきりと処理されているので、より見せるべき場所に目をひく写真に仕上がっています。(上田先生)
小菅 雅人
審査員コメント
幽玄な風景と鮮やかな星景による世界観が、非常に高い技術力で再現された作品だといえるでしょう。湖面の映り込みも含め、画面全体のトーンや色彩が、よく整えられています。広角のダイナミックなパースペクティブも生かされており、重厚で迫力のある風景が感じられます。(大和田先生)
深美 明日香
審査員コメント
とても力強く、子どもたちが全力で楽しんでいる姿が、ストレートに伝わってきます。水しぶきをあげ、小さなビニールプールから飛び出さんばかりの勢いで、大きな躍動感を感じます。背景もシンプルな芝生ですっきりしていて、主役を引き立たせていています。昔と変わらぬ子供達の姿に、ホッとする感覚も覚える一枚です。(上田先生)
津島 裕子
審査員コメント
赤と青のトンボのコントラストと、長めのレンズで絞りを浅めにすることで、奥行き・広い空間をだしており、水面のキラキラも効果的です。やわらかな雰囲気のトーン調整も、写真のイメージづくりとして完成度が高く、作者の世界観がすてきに表現されている一枚です。(カワノ先生)
山下 朋恵
審査員コメント
日本の夏を象徴するような写真作品だと思います。真上から照らす太陽の光が、画面全体をあざやかに再現しています。空に浮かぶ雲の形や配置も絶妙で、おそろいの格好の二人の姿も、とても可愛らしいと思いました。風景と人物描写ともに、非常によい瞬間を捉えているのではないかと思います。(大和田先生)
平手 敦之
審査員コメント
ひまわり畑の先に悠然と走る「ドクターイエロー」。新幹線の高架橋から、すこし離れた位置で撮影していますが、手前全面にひまわり畑を配置した構図が、美しい黄色のコラボレーションを生み出しています。ダブルで“幸せ”が訪れてきそうな、そんな予感がする一枚です。(上田先生)
原田 早紀
審査員コメント
豊かな物語を感じる一枚です。水面に映る陽の光を、画面中央に配したことで、日々の風景のうつろいがテーマの中心となりつつ、その光の中を走る人物の姿が、変わりゆく流れを象徴するようです。画面のバランス、色彩、それぞれに作者の意図が感じられる、優れた写真表現として評価できると思います。(大和田先生)
水島 智子
審査員コメント
フォトコンテストでは、めずらしい印象となるかもしれませんが、とても強い一枚です。鹿たちのブレと、両サイドの動かない木々のコントラストが、躍動感と奥行きを感じさせます。この距離感で、鹿たちが画面の真ん中ではなく、少しだけ右にいるのも動きをだしています。とても素敵な作品です。(カワノ先生)
審査員コメント
浜辺で遊ぶ二人の子どもたち。姉妹でしょうか、お互い我関せずといった感じですが、同じような動作で、黙々と遊んでいる様子が可愛らしく、思わず目を細めてしまいます。スコップやバケツの色が効果的なアクセントになっていて、反逆光の光の使い方もみごとです。服の色も周囲になじんでいて、軽やかな仕上がりになっています。(上田先生)
審査員コメント
スマートフォンのカメラのメリットを、最大限に活かしたロマンチックな一枚です。外側にいくにつれ、だんだんと暗くなるグラデーションが、宇宙の広さを表現しています。ただ星空を撮るだけでなく、画面の一部に、さりげなくシルエットで人物と建物の柵(模様になっていることも効果的!)があることで、しずかな物語を感じさせる素敵な作品です。(カワノ先生)
審査員コメント
夕日を背景に写しだされた、雄大なひまわり畑のボリューム感に圧倒されます。雲のかたちや、画面奥につらなる木々のシルエットも面白く、主役を引き立たせています。光(逆光線)をうまく使いこなすことができていて、夏の清涼感を感じさせます。(上田先生)
コメント :毎年恒例のお友達との水遊び。
4人で入るには少し小さいプールですが、水遊びをはじめるやいなや、きゃーきゃーと楽しい声が。
プールの狭さは子供たちには問題なかったようです。
この写真をみると、子供たちの声や、水をかけ合う音が聞こえてきて、今年の夏は楽しかったなあという気持ちになります。
コメント :ミソハギが咲く夏の湿原です。羽を休めているシオカラトンボを撮影していると、ショウジョウトンボが飛んできました。思わず連写をして、青と赤の二匹のトンボが、ハーモニーを奏でているような場面を描くことができました。
*合成ではないことを申しそえます
コメント :初めて撮れた「ドクターイエロー」が、ひまわりとのコラボ。
引退間近のラストチャンスを撮れて嬉しかった。
すごく暑かったけど、よい思い出になりました。
コメント :大きな水たまりがあったので、広角レンズの特性を活かし、めいっぱい水たまりを入れました。
引き写真だと景色がメインになりがちですが、被写体がダイナミックなポーズをしていることで、景色に負けない存在感が気に入っています。